こんにちは、miwaです。
今回は、2019年9月25日にホーム・サンチャゴベルナベウで行われた、レアル・マドリードVSオサスナの19/20ラ・リーガの一戦をマッチレビューしていきます。
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2019.9/25【マッチレビュー】レアル・マドリードVSオサスナ 19/20ラ・リーガ第6節

見どころ
ホーム・サンチャゴベルナベウに今季1勝4分で無敗のオサスナ、対するレアル・マドリードもラ・リーガでは3勝2分と無敗同士の一戦。
前日に首位のアスレティック・ビルバオが引き分けたため、レアルは勝てば単独首位に躍り出ることができる大事な試合となります。
お互いにターンオーバーを採用

それでは、スターティングメンバーを見ていきましょう。
レアルは、週末のリーガ7節のマドリードダービー(アトレティコ・マドリード戦)に向けてターンオーバーを採用。前線のアザール・ベンゼマ・ベイルに代えて、ビニシウス・ヨビッチ・バスケスのスリートップで挑みます。
対するオサスナも開幕から5試合負けなしで疲労が溜まった主力である、ロベルト・トーレスやオーイエルを温存して、週末のレバンテ戦に備えました。
ビニシウス・ロドリゴ・ミリトンの活躍
お互いに、主力を欠き丁重なリズムではじまった前半でしたが、36分にビニシウスの相手を抜き切らずに放ったミドルシュートがゴールネットを揺らします。前節のアザール同様、プレスバックをしっかり行い全体的にはよかったですが、まだまだボールロストが多く、課題は多いでしょう。
そして、そんなビニシウスに代わって後半71分に投入された期待の18歳ロドリゴが魅せます。投入から1分後、カゼミーロからのサイドチェンジにスピードを落とさずにトラップをすると、中に切れ込み右足でゴールに流し込み、公式戦初出場で初得点。
しかも、ほぼファーストプレイでの得点でした。
また、今回初めてセンターバックを組んだミリトンとセルヒオ・ラモスのバランスも良く。特にミリトンは、スピードもあり、対人プレーでも強さを発揮し、ヴァランを脅かす存在になりそうな予感がします。
初先発のアレオラはフィードに課題
今季ナバスとトレードという形でパリサンジェルマンから加入したアレオラでしたが、ディフェンスとのボール回しの際にミスキックがたびたびあり、課題を残しました。ハイボールには強さを発揮しましたが、クルトアの代わりはまだまだつとまらないでしょう。
また、今季フランクフルトから加入のヨビッチについても、相手のミスからルーカス・バスケスのお膳立てで2回ゴールチャンスがありましたが、1回はゴールネットを揺らしたものの、VARでオフサイドの判定で取り消しと結果を残せませんでした。
このまま結果を残せなければ、欧州のトップレベルのチームではプレーできないでしょう。
ブラジル人選手の活躍の影で衰退するスペイン人選手
このところ、ブラジル人選手の活躍が目立っています。主力のカゼミーロをはじめ、ミリトン、マルセロ、ビニシウス、ロドリゴといったベテランから若手までバランス良く育っています。
それに引き換え、スペイン人選手はキャプテンのセルヒオ・ラモス、カルバハル、ルーカス・バスケスは調子を上げてきていますが、イスコ、アセンシオの怪我は重く、復帰が待たれます。
やはり、スペインリーグなのでその国の選手の活躍が、さらにリーガを盛り上げてくれることでしょう。
2019.9/25【マッチレビュー】レアル・マドリードVSオサスナ 19/20ラ・リーガ第6節 まとめ

これまで、2019年9月25日にホーム・サンチャゴベルナベウで行われた、レアル・マドリードVSオサスナの19/20ラ・リーガの一戦をマッチレビューしてきました。
結果的にブラジル人コンビの活躍で、2−0で勝利したレアルが単独首位に躍り出ました。
ホーム初クリンシートと相手の枠内シュートがゼロだったことは褒められますが、オサスナも主力を温存しての試合で、中盤のボールロストが目立ち、自滅していった感も強かったので、もっと大差で勝ちたい試合でした。
さて、週末のマドリードダービーですが、シーズン前に行われたインターナショナル・チャンピオン・カップでアトレティコ相手に7対3と大敗を喫したレアルですが、今回はどうなるでしょうか?
けが人が多い中、苦心するジダン監督ですが、間違いなく現状のベストメンバーを選択するでしょう。
温存したアザール・ベンゼマ・ベイルに加え、モドリッチ・マルセロあたりが復帰してくれることを願っています。